情報って

震災から数日経ちますが、おびただしい数の情報に人々は振り回されています。
東京は東北地方の被害に比べたら比べものにはならないほど被害は少なかったけれど、地震は私もとてもこわかったし、長男は一緒にいなかったのでとても心配しました。尋常ではないできごとが起こったのはわかりますが、私は普通に生活しています。普通に仕事もして、普通に子供と公園で遊んでいます。普通に生活できることを感謝しながら生きています。
テレビで繰り返し流される報道に私たちの不安は煽られ、ネットの恐ろしく多い真偽定かでない情報に振り回されて過ごすことで、皆んな自ら混乱に陥っています。まるで地震のこと以外のことを口にするのが不謹慎かのように。
そうゆう私も、先週の日曜日、公園からの帰り道、スーパーに寄ったら、がらんとした棚にびっくり！飛ぶように売れているトイレットペーパーをよくわからないけど買わなきゃ！みたいな気になって、焦って買ってしまいました。ごめんなさい（汗）
放射能にはイソジンがいいということを聞いた人が、イソジンを飲んだというニュースをやっていて、日本人ってホントに流されやすいなあ…と思ってしまいます。もちろん、日本人って偉いなあと思うことも沢山ありましたが。
こんな状況を利用して、義援金詐欺などをする人は地獄に落ちればいいと思います。
天災は誰のせいでもありません。前例にない経験で、どうすればいいの！と混乱してしまう気持ちもわかりますが、東京電力の現場の方たちも命がけで頑張ってくれているので、被災していない地域の私たちは、停電ぐらいいつ起こってもいいという気持ちでいなくちゃなと思います。（うちには電気を必要とする病人もペットもいないからかもしれませんが。
さまざまな情報に流されないよう、そして繰り返し映し出される映像に、死者何千人という言葉に、慣れてしまわないよう、自分の軸をしっかり持って生活していきたいと思います。